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国際協力のプロを目指しています。留学、英語学習についても書いています。

私見的TOEFLiBTとIELTSの違い(1)

英語圏の大学に留学しようと思ったら、おそらくほとんどの方がTOEFL iBTまたはIELTSを受験することになると思います。他にも使える英語試験はあるのですが、少なくとも日本国内でメジャーなのはこの2つですね。基本的には、どちらのスコアも受け付けてくれる大学が多いです(イギリス除く)。

この2つのテストについては、もっと丁寧な記事があるので今回は私の私見を述べたいと思います。

TOEFL iBT
略さずに書くと、Test of English as a Foreign Language, internet based testです。ようは、非英語ネイティブのための英語の試験で、インターネットを使って実施します。1人1台ずつPCの前に座って受験します。
かの有名なTOEICと同じETSの実施するテストで、アメリカやカナダに留学する人はこちらを受けることが多いと思います。アメリカ英語が基本となるテストです。リスニングでは少し訛った英語も登場しますが。
このテストはかなり特殊で、問題形式にも特徴があるのですが、そもそも受験方式に慣れないとかなり戸惑うと思います。

IELTS
Internaternational English Language Testing System…って名前だけじゃ英語のテストなんだってことしかわかりませんね。笑
こちらは、英検と同じような、ペーパーテストと面接試験の2つの組み合わせになります。ちなみに日本では英検協会が実施しています。
イギリス、オーストラリアなどに留学する人はこちらがメインとなります。こちらはイギリス英語が基本です。
特にイギリスは、2014年からTOEFLのスコアを受け付けてくれなくなりました。大学ごとの必要スコアを見るとTOEFLでもOKと書かれていたりするのですが、留学ビザ取得にTOEFLが使えませんので、どちらにしろTOEFL以外のスコアを取得する必要があります。しかも最近は語学留学のためのIELTS(こちらはブリティッシュ・カウンシルが実施)と大学留学のためのIELTSで別のテストとなり、ビザの種類によって必要なものが違うという非常にややこしいことになっているのですが…それについては後ほど。

ここから、具体的にそれぞれの比較を始めようと思ったのですが、思ったより記事が長くなってしまったので次回にします。